第一回 盛和塾交流勉強会 In シカゴ (2017.0527 – 0529)
そして
東京の阿部さんと…。
真剣に学び、大いに「はしゃいだ」3日間、
稲盛和夫 塾長不在の初めての交流勉強会。
日本から、ブラジルから、そして北米各地から
多くのソールメートをシカゴにお招きしての催し。
第一回盛和塾交流勉強会。
ホスト塾として何とか無事に、
多くの方々に「シカゴ」を堪能して頂けたのでは…と、
今でも懐かしく思い出すことができます。
旧交を温め、又、新しい出会いの数々。
とても思い出深いものになりました。
この度、初めてお会いした東京塾の阿部さん、
3日目には、同年代でもあり親しみを込めて
「あべちゃん」
と、呼ばせて頂きました。
シカゴ のダウンタウンの散策で、
歩く道すがら、色々会話を楽しみました。
散策の折、
私の「スピーチ原稿のコピーを是非…」と、
折角言って頂いていたのに、
「いや~、そんな」と
言って、結局うやむやに…。
シカゴ塾・石田さんの案内(感謝)で、
散策の際には、ホスト役であるはずの私も観光客になりきって
気楽に、阿部ちゃんや皆さんと楽しむことができました。
ウーバーを使いまくっての移動の際にも、
勿論、
夜の 2次会・3次会 の席(コンパ)でも…。
とても初対面だったとは思えない、
旧知の仲である かの様な、
学生時代からの仲間である かの様な…、’
別れの際、「世界大会に来るんでしょ?」の問いに…
「ちょっと今度は…」の私からの返事…。
すると
「何で…?」……。
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「またこんど」、
「いつでもすぐに」…。
といった感じの
20代の若者さながらの、
いくらか別れ難さ(?)の残るムードそのままの、
再会を期しての挨拶が、
長々と続く様子が、
「その声」が
偶然、下記リンク内の音声に残されていました。
「あれから」一年余り経った…、今月、2018年8月2日…。
「またこんど…」は来なかった…。
きっと、
いつも冗談とも本音ともつかない軽口で大もて。
周りを明るくして来られた人なのでしょう。
交流会初日、2017年5月27日(土曜)
参加者全員・50音順による自己紹介。
司会者からは「持ち時間一人1分以内、
先ずは阿部塾生から宜しくお願いします…。」
スタートを切った阿部ちゃん、
(このビデオでは開始1分15秒のところから約2分間)
「みなさん、おはようございます!
エントリーナンバー一番、栄えある一番を頂きました。
東京盛和塾17回生でございます。
入塾17年、1999年6月7日旧東京塾入塾、本日5/27 で 6,565日目 になります。
何とか、脱会、退塾 という言うんですか…、
除名されることなく無事にきております…。」
そして、
このビデオの終わり頃、別れの際の
「何で…?」
軽い たった一言。
この言葉で 私の心が乱れます。
… 未だ五月なのに「良いお年を…」
屈託ない軽口のやりとり、笑い声が、
今でも耳元で 笑みを誘います。
そして、
一層 せつなくなってしまう…。
「時間」と「空間」を
彼と共有できたかけがえのない3日間…。
他の多くのソールメートの皆様と共に、
ここに
写真・音声 で偲び、
ご冥福をお祈り致します。
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この盛和塾交流勉強会に付いては、
盛和塾生宛ての非公開グループ[Seiwajyuku-Commnuity]
https://www.facebook.com/groups/Seiwajyuku/
にて、
昨年、多くの写真やビデオを下記にてシェアさせて頂いています。
Title: 001 盛和塾交流勉強会・前夜 シカゴ着2017 0526
Title: 002 盛和塾交流勉強会・初日 いよいよスタート2017 0527
Title: 003 盛和塾交流勉強会・初日 自己紹介2017 0527
Title: 004 盛和塾交流勉強会・初日 体験発表・塾長DVD・懇親会2016 0527
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阿部ちゃんに、「コピーを是非…」と
言われてたのに渡せなかった…。
お別れ懇親会の際の挨拶文。
今更、気恥ずかしい思いですが、
当時は、それなりに精いっぱいの気持ちを伝えようとした思いが蘇ります。
今、改めて見直してみると
色々…。
拙筆ですが…。
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皆様、お元気様です!
この度はお忙しい中、シカゴまでお越し頂き本当に有難うございました。
時差、不慣れな土地での移動や食べ物など、如何だったでしょうか?
今夜、そして明日、もう一日「シカゴ」を堪能して頂く時間が残されていますが、
どうぞ体調等お気を付けられて、このご滞在期間を、
後日、楽しく振り返ることのできる日々にして頂きたいと願っております。
塾長ご参加の無いイベントであるにもかかわらず、この様に各地からお集まり頂き、
そして無事開催でき今日に至りました事、大変うれしく思っております。
又、初めての試みとなる、この米国交流勉強会の始動にあたって、
その記念すべき第一回開催場所としてシカゴを選んで頂きました事、
本部の皆様に改めてお礼申し上げます。
ところで…
仕事柄、 私は、
30代の若手IT起業家や
マーケティング関連の専門家の皆さんと触れ合う場面が多々ございます。
そうした中、私達の世代の者が、一般的に抱く「働き方」、
或いは又、
「完全・完璧」を求める姿や価値感と、
彼らの抱くそれらとの違いに違和感・距離感を抱くことがあります。
本日、塾長がビデオの中で取り上げられていた
「完全・完璧」という概念に付いて、考えてみますと…
21世紀初頭から始まった「情報の移動手段を格段に変革させた」
IT革命により、
個人の処理能力が、てこの原理・レバレッジをかけることにより、
誰でも数倍どころか、数百倍・数千倍・数万倍と、
圧倒的な行動の量とスピードが可能になりました。
この事は、昨日の塾長のDVDにも改めてご紹介頂きました
仕事の結果 = 考え方 x 努力 x 能力
の内、「能力」と「努力」に付いて…、
こんなことがあるんだ…。
こんなことができるんだ…。と、
「考え方」を変わらない“定数”とした場合、
知ってるか、知らないか、
行っているか・いないか、
の違いで
今の時代では、「結果」が数万倍にも変わり得る事実があり得る、
という事になります。
これは即ち、
世界レベルで変化が劇的に進む現代社会にあっては、
連綿と積み上げてきた努力と時代の「流れ」が
いつも同じとは限らない、
事をも意味しています。
しかしながら、さらに…、
よくよく考えてみると、
このような、その時期、その時代ごとに急変する情報やITツールというものは、
仮に「努力」の部分をショートカットし、
さらに数百から数万倍の「能力」を発揮することができたとしても、
変化の激しい時代、
そのおおもとになる基本技術やニーズそのものが根本的に覆(くつがえ)ってしまう時、
やはりそれは一時期・一時的な「成果」でしかないのかもしれません。
そうであるならば、
中長期的な成果や満足感、[貢献]といったものを
「働く目的」と据えるなら、
大切なのは、いつまで経ってもたどり着くことのできない、
その時代その場における
表向きの「完全・完璧」そのこと自身にあるのではなく、
やはり焦点を当てるべきは、
その根っこにある軸、即ち、
「完全・完璧、それを求める姿勢、心に」にある、
と解釈できます。
本日の塾長のビデオでは、
会計処理をベースに解説されてはいましたが、
「完全・完璧」「100%」という言葉は、
自分自身の生き方そのものであり、
細かいところまで神経が行き届いているかどうか等、
人の心根の部分を表している、
という事を改めて確認させて頂けた時間でした。
妥協を許さない姿勢で、
●塾長のセラミック部品の色艶に言及されていたエピソード と、
●Steve Jobsの(表には出ない)コンピュータの配線や基盤の美しさに付いては
決して手を抜くことがなかった、
という美意識が重なります。
リーダーを筆頭に一人一人が
正しい考えを抱き、
良い思いを描き、
自分自身のマインドを育て続ける…。
即ち、フィロソフィを持った生き方・働き方をする事こそが、
「今」を生き、
そして今後も永続的に、
自分本来の姿や潜在能力を磨いていく、
謙虚にひたすら一生懸命、その時代を「生き」、
そして「働く」ことを通して、
自分磨きを続ける人生を全うする、
という事になるのだと思います。
働く(はたらく)とは文字通り
「はた」を「らく」にする事。
周りの人を喜ばせることに他ならず、
「利他の心に生きる」という事。
それこそが、
桁違いに膨張した量と、
とてつもないスピード社会にあって
方向感を失いがちな私達に道を照らす光となる、という
学びの原点に繋がってくるのだと思います。
にわか仕込みではありましたが、
少しでも皆様にシカゴの味を、空気を
ご賞味頂こうと関係塾生一同 努めました。
この日この時を迎え、大過なくやり切れた安堵感はありますが、
一方で、
遠路はるばるお越し頂いた皆様にどのくらいお役に立てただろうか…、
シカゴ空港を発たれる時、
晴れやかな気持ち、充実感で帰路に着いて頂けることになっているだろうか、
と、気持ちが交錯しております。
私達の思いとは裏腹に、至らぬ部分が多々あったとしても、
それら全てを未来への課題や学びとして、
明日に繋がる「可能性」と「エネルギー」に変えてしまう、
そんな力が盛和塾の舞台に潜んではいまいか、
と秘かに期待しております。
今後、第二・第三の交流会が、
より発展的に継続して行われます事を祈念して
、挨拶に換えさせて頂きたいと思います。
皆様、どうも有り難うございました。
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(参考) 過去の
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